8月31



なんかわりとこのサイトには「よいこちゃん」な
ことばかり書いてきた気がする。

倦まず弛まずつまらない仕事を続け、
恋人には放置され気味でも文句も(あまり)言わず浮気するそぶりも見せず、
本を読んだり映画を見たりして穏やかに暮らし、
たまに自分のごく小さな幸せをかみしめてみる。

模範的なよいこ(善良で無能な一市民)だと思うんだが、どうだろう。
こういう個人を見たときに多くの人は安心するだろうが、
逆に不安になる人も一定数いるだろう。

私も以前はそっちサイドにいて、
大学はゼミの教授とうまくいかず留年、休学した挙句辞めてしまった。
夏休みには二週間コンビニ以外どこにも行かず誰にも会わず
部屋で一人とじこもっていたりした。
大多数の世間の人はどうやって毎日外に出て
知らない人と一緒に電車に詰め込まれて
会社なんてなんだかそらオソロシげなところに行っているのか。

なぜ自分には普通とされているそれができないのか。

鬱々としていたものだった。

かろうじて見つけた今の仕事を、私は割りと気に入っている。
土日以外はずっと一人で店番していればいいだけで、
お客様には営業トークをしておけばそれで事足りる。
口の端を吊り上げるのだってお手の物だ。

不文律でもあるかのように
常識的なサイトを持っている人は常識的なことしか書かない。
それはとっても私を不安にさせる。
なので、至って常識的なサイト持ちの私は
今日はやや反社会的なことを書いてみたというわけ。

これで少し安心する人がどこかにいると私は信じていたりする。















 

8月30

実家から届いた梨を食い食い
「ボウリング・フォー・コロンバイン」観賞。

「ようわからんけどあれか。小林よしのりみたいなもんか。」





自分が悪と認識したものを
戯画化して徹底的に貶める手法が似てるかな、と。

あと梨うまー。

 

8月29

財布の中身を把握してなくて
単行本一冊、文庫本二冊を買ったら
残金が67円+20香港セントになってしまった。


「今時小学生でももっと持ち歩いてるんじゃ。」

レジで財布を開いたとき、一瞬背筋が粟立った。
足りて良かった…。




何に使ったんだか全然覚えてない。
とてもやばい気がする。

 

8月28

さて、今日も現在の主な観察対象であるところの
18歳春まで女子高生ネタ。

彼女は母子ともに結構コアなジャニーズの追っかけであるらしい。
こういう人種は私の周りにはいなかったので大変ものめずらしい。

たとえば横浜スタジアムで3日間コンサートがあるなら、
ファンたるものは3日とも行くのだという。
MCが違うから、ということだ。
行く度にうちわとかポスターとか買ったりしてお金がかかるんだそうな。
すごい。母(スポンサー)を巻き込んでこその趣味であろうな。

今日はファン心理というものを探ってみた。
今好きなグループが例えば30歳になっても、
やはりファンなのか、と問うたところ、
しばしの沈黙の後それはやはりそうだと思う、
と答えが返ってきた。

じゃあ結婚しちゃったら、どうなの?と重ねて聞いてみた。
芸能人と結婚するのは厭、素人さんとならいい、
と今度はすぐ答えが返ってきた。
ファンの娘と、ってこと?と聞くと
「それは絶対いや!!」なんだそうだ。

アイドルだと知らずに、普通に恋愛して
アイドルだと知ってびっくり、見たいな展開がいいらしい。

夢見ちゃってるね…まあ向う様は夢を売るのが商売だからね…。

なつくさや つわものどもが ゆめのあと ですか。


「なんやもうよく覚えてない。」
(8/29追記 むねのりんごだっけ?)





恋人に似ているのは
単に私が描き分けができないからというのが理由です。

 

8月27

夏休みももうすぐ終わりですな。
宿題終わったか?
(宿題があるような世代の人は見てないだろうか、やっぱり)

なんだか初恋の人のことを思い出しました。
眉目秀麗、スポーツ万能で成績もよくて、
さりげにプログラミングまでこなしていたT君。

「一回だけ名前にちゃん付けで呼んでくれたことは
 いまだに甘酸っぱい思い出なのよ。」


二十歳過ぎてから同窓会で会ったら
ただの人でしたけど。そんなもんよね。






 

8月26

恋人は、今夜から中学からの友達のH君と山に行くそうだ。
恋人とH君は鉄道研究部の仲間で意気投合したらしい。

3人で山に行った事もある。
そのときはH君に車を出してもらい、
行き帰り全部運転してもらって
私は帰りは眠りこけるという体たらく。


「自宅近くまで送ってもらって「着きましたよ」と
起こしてもらってしまいました。 ごめんなさい…。」

でもね、確かに寝たのは申し訳なかったけど。
前部座席で二人で楽しそうに全国各地の特急の話しとかされてもさあ。

寝るっちゅうねん。






H君は筋金入りの鉄道ヲタです。
恋人は人よりちょっと時刻表が好き、くらいの軟派ですが。

 

8月25


「えはいみなし」

昨日の日記を見て恋人が心配していた。
「40kg切ったって、やばいんじゃないの?吹けば飛びそうじゃん」

「母の話し振りでは大丈夫そうだけどねえ。
 そうだ、君を連れて帰ればすごく喜ぶと思うから
 キャッチボールでもしてやってよ。 」

「キャッチボールね。いいよ。」

「たぶん足元覚束なくてとんでもないとこに投げると思うけどね。」






必殺他力本願親孝行。

 

8月24

私は18歳まで兵庫県の田舎で育った。
どのくらい田舎かというと
町内の特産品の組合長が問題起こして
突き上げ食らって自殺するくらい田舎だ。
(それだけ逃げ場がないってこと。思考も土着的なのです。)

今日母から電話があって、私以外の家族が揃った
愉快なお盆のことを聞かせてくれた。
父は体重が40Kg切ったらしい。
普通に寝起きしているのに床ずれができるらしい。
肝臓がもうどうにもこうにもやばくて、酒を飲めない日は
睡眠薬を飲んで眠るらしい。


「一言で言うとアル中。」

妹が彼氏を連れて帰ったら、
男の子が欲しくて欲しくてしかたなかったのに
授からなかった父ははしゃぎまわって、
盆踊りに行って踊りまくり、「いぇ〜〜い」などと奇声を上げたりして
大変だったそうだ。

この人のことが嫌いで嫌いでどうしようもなかったけど、
本気でもうすぐ死にそうなので親孝行するなら
今のうちかもなあ、としみじみ考えさせられたけどやっぱり会いたくない






なんか好物(酒以外)でも送るとか
そういう方向でひとつ。

 

8月23


私とアテネ五輪の接点。


「ホームページ(Google)のロゴが日替わりになっていて嬉しい。」

それだけ。






恥を忍んで告白しますと
昨日の異臭の原因は
どうやら台所シンクのトラップの水が
蒸発してしまっていたことのようです。

…言い訳なんですが、この夏は
朝晩抜きで昼しか食べてなかったのですよね。
んで昼は外だから家のシンクは使わなくて。

もういいよ、どうせ私はダメ人間だよ。
悪し様にののしればいいさ。さぁさぁ。

 

8月22

疲れて帰ってきて玄関を開けてみたらば
異常に部屋がにんにく臭いのです。

野菜かごから何ヶ月前のか分からない
にんにくをつまみ出して
顔を近づけてみたのですが


「これじゃないなあ」

とりあえずにんにくを密封して捨てたのですが
匂いは消えません。

あきらめてお風呂に入ったらお風呂場も同じ匂いがするのです。
何?なんなの?もしかして下水の匂いが上がってきてる?
ガス漏れ…はタマネギの匂いだよねえ。







居室は比較的ましなので
空気清浄機をつけて寝ることにします。
おやすみなさい…。

 

富山在住のJちゃんの彼氏(クロマティ高校好き)からメールが来た。

クロ高トレーディングフィギュア2」なるものが
発売されたのでトレーディングしようか、という内容だった。

うわ、いらねえ、と内心では思ったが、
大人なので「トレーディングするほど種類ないじゃないかよ!
ってつっこみは腹の中にしまっとくべき?」
と返信するに留めておいた。

メールを貰った翌日、近所の書店で会計してもらっている時
ふとレジ横の一等地を占有しているものが目に入った。


「箱の中に一個だけ残ったクロ高フィギュアが!」





「メカ沢だったよ…。」

この写真と「君も早く買うようにね、
トレーディングする日を楽しみにしているよ」
とメールを送ったら、

「ほんとに買ったんすか?姐さん何気に
クロ高好きっすよね」と返事が返ってきた。

…ば、ば、ばかやろー!






限りあるスペースに置く商品に
クロ高フィギュアを選ぶ書店のセンスに脱帽です。

 

8月20

18歳春まで女子高生とお話してました。

私「携帯月どのくらい使うの?2万くらい?
   (これでもかなり上方に基準を置いたつもり)」

18「いや、4万くらいですね〜」


「よ、よんまんえん!?ウォンとかじゃなく!?」

聞けば、通話やメールはそんなにしてなくて
パケット代がかさんでいるそうです。

ぱ、パソコン買えよぉお!!!





今日調査した女子高生携帯事情
1.クラスのほぼ全員が携帯所持
2.ドコモ人気不動(ブランド力とメールの絵文字)
3.平均はやはり2万/月ぐらいのようだ

 

8月19

今、久しぶりに麻雀がしたいのです。


「や、下手なんですけどね。引き弱いし。」

いつも、 賭けてもせいぜいジュースか罰ゲーム、
くらいのお遊び麻雀です。

そんなんだから上達しないのでしょうか。





ギャンブルの類はまったくだめです。

ビギナーズラックにでも恵まれれば
はまるのかもしれませんが
幸か不幸か成功体験がないもので。
(totoと競馬を、お付き合いでやったことあります。 )

宝くじも買ったことないです。
このお金で何が買えるか…とか考えちゃうタイプ。
3000円あればモスでナンタコスのセット食べながら
ハードカバーの本が読めるじゃん!




…いいんだ、一生貧乏そこそこ幸せで。

 

8月18

今現在欲しい本
AKIRA(大友克洋)の5巻
ガダラの豚(中島らも)の2、3巻(集英社文庫版)



「からんころん」

東北の帰り際に新潟県の村上市で
伝統工芸品の桐の下駄を買いました。

着物を仕立て直したスカートや、
和柄のTシャツなんかにあわせて
履いています。

足音がからんころん、と楽しげで、
今すごくお気に入りの一品です。

どうでもいいけど手塚治虫の「奇子」に出てくる
下田波緒夫って下駄鼻緒ですよね。昨日気づいた。

同様に、テレビアニメのあさりちゃんの主題歌が
きれたのこは あさりちゃん
っぱりえない ふりしても
ゆうもくつも いらない子 」

と、頭韻(?)踏んでるのも
20代になってから気づいた。

これ、気付いた瞬間「あぁー!!」って道端で叫んでしまったんですけど
この気持ち分かってくださる方いらっしゃいませんかね?







 

8月16

山行中は夜行列車+テント+山小屋泊で4泊、
その後恋人が遊びに来て3泊。

昨夜は更新しようと思えばできたのですが、
一週間ぶりに一人で眠れる愉悦に溺れてしまいました。

一人寝最高。
(最後の一夜は恋人をベットから蹴り出してたらしいですが
覚えてないのでノーカウント)

お休み中のことを少しお話しますと、
8日夜〜12日で山形県の月山と
秋田県の鳥海山に登ってきました。

幸い天候にも恵まれ、楽しい旅でしたが
このことは別稿に譲ります。

13 日は 恋人と
小金井にある江戸東京たてもの園に行きました。
「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになった
建物があるというので有名な場所です。
常設展示も面白かったのですが、
現在水木しげるの特別展示をやってまして、
その関係で鬼太郎とねずみ男の着ぐるみがいました。

残念ながら子供が少なく、
たまに大人が記念写真を撮る程度。
鬼太郎とねずみ男はお土産売り場付近を
所在なさげにうろうろするばかり。

「遠巻きに目玉の親父のモノマネをしてみました」

一抹の悲哀を感じる風景でした。
だったらかまってあげれば良いのに、
私はねずみ男にからまれそうになったので
ダッシュで逃げてしまいました。ごめんなさい。

夜には二日続けてビリヤードに行きました。
私は全く初めて、恋人は少しやったことがある程度の腕前。
ナインボールでやったのですが
最初のブレイクを失敗したり、的球が最後の一個になってからも
なかなか終わらなかったりとかなりお粗末なことになってました。

「難しい。」

物理をやってないので、慣性の法則とか
作用角がどうとか言われてもさっぱりです。

これはあれですね、
となりのテーブルの上手な人を見ていると
むらむらと上達したい欲が湧いてくる競技ですね。





 

8月12

18切符一枚で秋田県の吹浦から帰ってきました。
吹浦0832
  ↓
乗り換え7回(すべて終点まで)
  ↓
八王子2150

しばらく電車は見たくないです。





 

8月7

さー、今日は長文書いちゃうよ。
テーマは「私がサイト運営する動機」。

管理人の数だけサイト運営する動機はあろう。
「○○というサイトに憧れて」「暇つぶし」「ネット友達が欲しかった」
「自己表現の場を求めて」
ネットを彷徨えばこの手の記述を見つけることは比較的たやすい。
アバウト・ページに堂々と、また日記の片隅にひっそりと、
管理人たちは己の生活時間を割いてまで
(大概は)一銭の得にもならない、
一見理解しがたいような行為をなぜ行うのか、
その心情を吐露しているものである。

諸説の中で私のサイト運営する動機に最も近いのは
「娯楽の提供」である。
正確に言うと「娯楽の生産-消費(プロザンプション)」である。


「production + consumptionの造語です。」

これは以前の日記にも書いた、
経済学のあまりにも重要でなおかつ非常に面白い本、
アルビン・トフラーの「第三の波」に出てくる概念である。

生産者(プロデューサー)と消費者(コンシューマー)は、
第一の波の時代、すなわち農耕文明では
明確に分離されているものではなかった。
それは財についてもそうであるし、
情報についても同様である。
農民は自分の畑で生産した食物の一部を自ら消費する。
自分のうちで食べる分だけのパンを焼く。
市場は未発達だった。
(海外の珍しい果物を食べるのは一般庶民には到底無理だった!)
情報は一部特権階級の占有物だった(僧院、大学、政府機関など)。
あるいは形に残りにくいものだった(民話、労働歌)。
いずれにせよ、広く共有されるものではなかった。

第二の波(蒸気機関の発見より始まった、産業文明)は
生産と消費をまったく切り離してしまった。
工場で生産された財は複雑な市場機構を通して
消費者の元へ届けられる。
消費者、という新しい概念がこのとき登場したのである。
情報にしても同様で、マス-コミュニケーションの発達によって
情報には明確に「送り手」と「受け手」が存在するようになった。

日本で言えば第一の波の時代は稲作の始まりから
江戸 時代末までである。第二の波は、この国では
黒船という非常に分かりやすい形で現れた。

現在は第三の波(脱産業時代)の始まりのときである。
トフラーは言う。第三の波の時代では切り離された
生産と消費はまた融合するだろう、と。
生産(仕事)と消費(生活)の融合。
現在のSOHOの広まりにその萌芽を見ることができるかもしれない。
あるいはアメリカで盛んなNGO活動に。
地方分権に。ベランダ菜園ブームに。スローライフに。

そして、私達はインターネットを手に入れた。

私達はもう情報の受け手であるだけではない。
掲示板に書き込みを行うことも、
企業に製品についての感想メールを送ることも、
あまつさえ自分のサイトを作って情報を発信することすらできるのだ。

個人サイト運営、という行為をながめたとき、
これが第二の波以前の文明では成立し得ない
娯楽であることに気づくだろう。
第三の波のキーワード、非一極集中、多様性、
ゆるやかな結合、金銭を生み出さない労働。
私は個人サイト運営は至極「第三の波」的娯楽だと思うのだ。


本、雑誌、テレビ。娯楽は巷に溢れている。
これ以上何を生み出すべきか、と思う向きもあろう。
だが、それらの娯楽の消費者に留まることは第二の波的態度である。

脱産業時代には、だれもが創造的で、文化的で、知的な
活動に携わることができるはずなのだ。
手始めにサイトを作ってみる、というのは、
黎明期の第三の波の時代の人間として、
それほど的外れなことでもないと思うのである。






もちろん他のアプローチの方法も
たくさんあると思います。

サイトを作ったり、そこでコミュニケートするっていうのは
新しい娯楽としてなかなか優れているんじゃない?
ということですかね、結論は。

 

8月6

山の店で試着もせずに買ってきたパンツ。
帰って穿いてみたら、ああた。


「ローライズ全盛のこのご時世に
 このはきこみの深さはいったい何事。」

ブラの下にくっつきそうなんですけど。
田植えでもさせる気ですか。







 

8月5










と、恋人に言ったら
「よそはよそ、うちはうちです!」としかられた。
さらに「君が土日休じゃないから会えないんじゃないか」
ともっともらしいことを言われた。

そりゃまあソノトオリナンデスケド。

 

8月4



来週は山に行くことになりました。
ヘッドランプが壊れたままなので
買いに行かなくては。


「いや、デコには付けませんけどね。めったに。」






 

8月3



よく 行くスーパーでのお話。
仕事が終わってから行くと毎回同じくらいの時間になるわけです。


「当然同じ人にもよく会うわけで。」

岸辺シローにフラワーチルドレンの格好をさせたような男性と、
アダムスファミリーの奥様張りのメイクの女性のカップル。
50歳前後でしょうか。

都会に出てきて8年、さすがに
変わったファッションの人に道であっても
動じなくなりましたが、

買い物籠持ってスーパーにいると
「こういう人たちも買い物するんだなあ…」
と、変な感慨を禁じ得ません。





すみません田舎者で。

 

8月2



今私の住んでいる地域は
お盆が 7月31日かららしい。
ご不幸があった大家さんのうち(お隣)には
燈明が飾ってある。









 

8月1

くさくさした気分のときは
もののけ姫を見るに限ります。
というわけで昨日見ました。もう何度目かわかりません。


「苦痛と孤独に耐える美少年。いいねえ。」










うん、変態だけどそれが何か。

 

 

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